これは実習に役に立ちそうです。
予習復習いたしましょう。
古代哲学では、ヘラクレイトスのロゴスの思想の影響下に、イデア論を構想したプラトンを批判的に継承したアリストテレスが、第二実体 (普遍者)と第一実体(個物に対応)との区別を提唱し、これが継承される形で、中世哲学で、本質存在と現実存在との区別が説かれるようになった。普遍論争では、本質存在の優位を主張する実念論と、現実存在の優位を主張する唯名論が対立した。
近代哲学では、ヘーゲルが、理念と現実との不可分性を説いて「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的」であるとした。これに対抗して、神の前に立つ単独者としての、自己自身の「実存(existenz)」を問題としたキルケゴールは、実存哲学のはしりともいわれる。
「主体性が真理である」として神から与えられた可能性を実現する事に生の意義を見出したキルケゴールに対して、神の死を宣言し、能動的なニヒリズム(運命愛)の思想を展開したニーチェを、神を否定する実存主義の系譜の先駆者として、1930年代、ドイツのマルティン・ハイデッガーやカール・ヤスパースらによって「実存」の導入が図られ、第二次世界大戦後、世界的に広がりをみせることになる。
第二次大戦後、フランスに輸入され、サルトルらによって広まった実存主義は、サルトルのアンガージュマン(他の実存と共に生きるための自己拘束)の思想に見られるように社会参加色が強く、1960年代の学生運動の思想的バックボーンとなった。
この制度に対する個人の重視(主にサルトルの思想)は1970年代に入ると構造主義などから批判を受け、低調になっていくが、実存思想そのものは広く受け入れられた。
また同じく「私」に焦点を当てる芸術や文学、心理療法との相性もよく、とくにロジャースらが始めた心理療法には「今、現にここに存在している私」を問題とする実存主義の強い影響が見られる。
実存主義を哲学のみならず、文学、芸術などにも拡大解釈する場合(オットー・フリードリッヒ・ボルノウなど)、パスカルやドストエフスキー等も実存主義者だと解される場合もある。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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